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ユーロ圏の10月消費者信頼感、速報値は−17.9に低下
23 October 2026

ユーロ圏の10月消費者信頼感、速報値は−17.9に低下

欧州委員会が10月22日に公表した速報値によると、ユーロ圏の10月消費者信頼感指数は、改定後の9月から1.1ポイント低下し、−17.9となった。欧州連合(EU)全体では1.2ポイント低下の−17.3。いずれも長期平均をさらに下回った。

調査期間は10月1日から21日。EUの速報集計はエストニアを除く26加盟国を対象とし、EUの民間消費支出の99.8%をカバーする。

前月比較には改定への注意が必要だ。イタリアの消費者調査データを欧州の集計に再び算入したため、9月の結果は下方修正された。また、イタリアの系列には2026年8月と9月の間に調査方法上の断絶がある。10月の企業・消費者調査の全体結果は10月29日に公表される予定だ。

市場の視点

今回の低下は家計の慎重な姿勢を示し、ユーロ圏の景気見通しでは消費需要の強さが注目される。ただし、信頼感調査が測るのは心理であり、実際の支出額ではない。小売売上高、家計所得、雇用のデータを合わせて確認することで、慎重姿勢が消費の減速につながっているかを判断しやすくなる。この調査だけでユーロの方向や欧州中央銀行の次の政策判断が決まるわけではない。

出典:欧州委員会・10月消費者信頼感速報。

ブリュッセルにある欧州委員会のベルレモン庁舎。2018年1月30日撮影(資料写真)。撮影:Romaine/Wikimedia Commons、CC0。 写真の出典とライセンス