アカデミー / ニュースと取引アイデア / すべての記事
米9月住宅着工は年率122.1万戸の推計、一戸建て許可件数は減少
21 October 2026

米9月住宅着工は年率122.1万戸の推計、一戸建て許可件数は減少

発表されたデータ

米国勢調査局と住宅都市開発省が10月20日に公表した9月の民間住宅着工件数は、季節調整済み年率122.1万戸と推計されました。8月の改定値は128.8万戸でした。

前月比の推計変化率は5.2%減で、90%信頼水準での誤差幅はプラスマイナス11.8パーセントポイントです。この区間はゼロを含むため、減少は統計的に有意ではなく、実際の着工が減ったと断定することはできません。

建築許可総数は年率140.0万戸で、8月の改定値から0.2%減少しました。一戸建て住宅の許可件数は88.0万戸から84.5万戸へ4.0%減少しています。これらは季節調整後のペースを年率換算した値であり、9月中に実際に着工・許可された戸数ではありません。

市場の注目点

許可総数がほぼ横ばいとなる一方、一戸建て許可が弱まった点は、住宅建設の内訳を確認する材料になります。許可は計画の承認、着工は建設の開始を示すため、異なる段階の指標として読む必要があります。

景気や金利の見通しを判断するには、今後の統計、改定値、住宅ローン金利、住宅販売と照らし合わせ、変化が持続するかを確認したいところです。変動の大きい単月の推計だけでは、住宅建設の継続的な傾向やドルの方向性は判断できません。

出典:米国勢調査局・住宅都市開発省の発表、公式データと統計上の説明(PDF)。

米バージニア州リッチモンドの住宅建設現場。2026年3月9日撮影(資料写真)。撮影:Jpole1/Wikimedia Commons、CC0。写真の出典とライセンス。